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2011年02月09日

点鼻薬

鼻水を止めるために点鼻薬を使っていますが、しだいに効果が薄れていくように感じる方おられませんか?

あまり使いすぎてはいけないのでしょうか?それとも効果が弱くなったら強い薬に換えるのですか? などの相談をうけます。 

市販の点鼻薬と病院の点鼻薬では、それぞれ作用が違います。

市販の点鼻薬には必ず血管収縮薬(血管を収縮させることで、粘膜の腫れをとる薬)が入っています。
血管収縮薬は常用すると、やめたときに鼻づまりがひどくなってしまい、結局薬を使い続けなければならなくなる「習慣性」が起こります。非常時に短期間だけ使うようにしましょう。

一方、病院で処方される点鼻薬はステロイド薬で、アレルギー反応を抑えるための薬です。中~重症の患者さんに処方することが多いです。ステロイドの点鼻薬は使い続けても効き目が弱くならないので、より強い薬に切り替えていくことはありません。また、やめたときに症状がひどくなることもありません。

基本治療としては、抗アレルギー剤の内服が基本となり、それでも改善の乏しい方の適応になっています。
ですので、効果の弱い方等は、内服薬との組み合わせなど、主治医との相談が必要になる場合もあります。

点鼻薬といっても種類もありますので、どんどん主治医に質問されてはいかがでしょう。
花粉症はまだ初期段階です。
花粉情報には気をつけて、ひどく飛ぶときは、基本はマスク等、花粉をなるべくすわないことですので・・・・!


タグ :花粉症

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Posted by 大津の町の小児科医 at 08:46 │Comments( 0 ) 病気のお話
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