2014年09月12日
水痘ワクチン定期接種について
こんにちは
今日はとても天気よい秋晴れですね。
わが娘も学校で遠足に嬉しそうにでかけていきました。
医療の情報を記載しておきます。
平成26年10月より水痘(水ぼうそう)ワクチンが定期予防接種になります。
水痘(水ぼうそう)ワクチンの予防接種が、本年10月1日より現在の任意接種から定期予防接種に移行され、接種対象者は公費(無料)で接種することができるようになります。
水痘とは
水痘は「水ぼうそう」とも呼ばれ、水痘・帯状疱疹ウイルスの感染によって引き起こされる感染症です。感染力が強く、5歳までに約80パーセントの子どもが罹るといわれています。主に空気感染により10~20日の潜伏期間の後、発疹、発熱の症状が起きます。一般に軽症で済みますが、場合によっては重症化することもあります。また、妊婦が感染すると、赤ちゃんが「先天性水痘症候群」等の病気に罹るリスクがあります。
接種対象年齢及び接種回数
【接種対象年齢】
生後12月から36月に至るまでの間にある者
(1歳の誕生日の前日から3歳の誕生日の前日まで)
※既に水痘に罹ったことがある方は、接種の必要はありません。
【接種回数】
3月以上の間隔をおいて2回接種
(標準的な接種年齢)
・初回接種:生後12月から15月に至るまでの間
・追加接種:初回接種終了後、6月から12月に至るまでの間隔をおく
【その他】
任意接種として水痘ワクチンを接種したことがある場合は、既に接種した回数分の
定期接種を受けたものとみなします。
(水痘ワクチン接種歴 接種回数 接種間隔等)
1回も接種したことがない: 2回 3か月以上の間隔をおく
生後12月以降1回接種: 1回 1回目の接種から3月以上の間隔をあける
生後12月以降2回接種(接種間隔が3月未満): 1回 1回目の接種から3月以上(2回目の接種から27日以上)の間隔をあける
生後12月以降2回接種(接種間隔が3月以上) :0回 既に定期接種を終了したものとみなす
経過措置(平成26年度に限り)
今年度に限り(平成26年10月1日から平成27年3月31日まで)、生後36月に至った日の翌日から60月に至るまでの間(3歳の誕生日から5歳の誕生日の前日まで)の方のうち、今までに水痘に罹ったことがなく、任意も含め水痘ワクチンを1回も接種したことがない方については、定期接種として1回接種できます。
※10月中に5歳の誕生日を迎える方は、接種できる期間が非常に短いのでご注意ください。
水痘ワクチンは1回の接種により重症の水痘はほぼ100%予防できると考えられるため、経過措置の対象者については、1回の接種となります。
(罹患歴のある方・任意を含め接種歴のある方は、接種する必要はありません)
水痘は、空気感染ですので流行すると感染のリスクは非常に高いです。
医療者としては、水痘で重症化したケースを経験していますので、予防できるものはしっかり予防していただきたいと思います。
また、うたないといけないのですか?という質問をお受けすることがあるのですが・・・
やはり、地域として、予防接種率を上げることは、病気の拡大を防ぐ意味でとても重要です。
定期接種は努力義務を示していますので、わが子のため、そして地域のためにぜひ接種をよろしくお願いします。
わからない点などあるようでしたら、かかりつけ医に相談を気軽にしてみましょう!
今日はとても天気よい秋晴れですね。
わが娘も学校で遠足に嬉しそうにでかけていきました。
医療の情報を記載しておきます。
平成26年10月より水痘(水ぼうそう)ワクチンが定期予防接種になります。
水痘(水ぼうそう)ワクチンの予防接種が、本年10月1日より現在の任意接種から定期予防接種に移行され、接種対象者は公費(無料)で接種することができるようになります。
水痘とは
水痘は「水ぼうそう」とも呼ばれ、水痘・帯状疱疹ウイルスの感染によって引き起こされる感染症です。感染力が強く、5歳までに約80パーセントの子どもが罹るといわれています。主に空気感染により10~20日の潜伏期間の後、発疹、発熱の症状が起きます。一般に軽症で済みますが、場合によっては重症化することもあります。また、妊婦が感染すると、赤ちゃんが「先天性水痘症候群」等の病気に罹るリスクがあります。
接種対象年齢及び接種回数
【接種対象年齢】
生後12月から36月に至るまでの間にある者
(1歳の誕生日の前日から3歳の誕生日の前日まで)
※既に水痘に罹ったことがある方は、接種の必要はありません。
【接種回数】
3月以上の間隔をおいて2回接種
(標準的な接種年齢)
・初回接種:生後12月から15月に至るまでの間
・追加接種:初回接種終了後、6月から12月に至るまでの間隔をおく
【その他】
任意接種として水痘ワクチンを接種したことがある場合は、既に接種した回数分の
定期接種を受けたものとみなします。
(水痘ワクチン接種歴 接種回数 接種間隔等)
1回も接種したことがない: 2回 3か月以上の間隔をおく
生後12月以降1回接種: 1回 1回目の接種から3月以上の間隔をあける
生後12月以降2回接種(接種間隔が3月未満): 1回 1回目の接種から3月以上(2回目の接種から27日以上)の間隔をあける
生後12月以降2回接種(接種間隔が3月以上) :0回 既に定期接種を終了したものとみなす
経過措置(平成26年度に限り)
今年度に限り(平成26年10月1日から平成27年3月31日まで)、生後36月に至った日の翌日から60月に至るまでの間(3歳の誕生日から5歳の誕生日の前日まで)の方のうち、今までに水痘に罹ったことがなく、任意も含め水痘ワクチンを1回も接種したことがない方については、定期接種として1回接種できます。
※10月中に5歳の誕生日を迎える方は、接種できる期間が非常に短いのでご注意ください。
水痘ワクチンは1回の接種により重症の水痘はほぼ100%予防できると考えられるため、経過措置の対象者については、1回の接種となります。
(罹患歴のある方・任意を含め接種歴のある方は、接種する必要はありません)
水痘は、空気感染ですので流行すると感染のリスクは非常に高いです。
医療者としては、水痘で重症化したケースを経験していますので、予防できるものはしっかり予防していただきたいと思います。
また、うたないといけないのですか?という質問をお受けすることがあるのですが・・・
やはり、地域として、予防接種率を上げることは、病気の拡大を防ぐ意味でとても重要です。
定期接種は努力義務を示していますので、わが子のため、そして地域のためにぜひ接種をよろしくお願いします。
わからない点などあるようでしたら、かかりつけ医に相談を気軽にしてみましょう!
Posted by
大津の町の小児科医
at
17:34
│Comments(
2
) │
病気のお話
この記事へのコメント
保育園から、プリントもらいました~!
10月に他の予防接種の予定等聞きに行かせてもらいま~す(^_^;)
10月に他の予防接種の予定等聞きに行かせてもらいま~す(^_^;)
Posted by kazuminn at 2014年09月17日 00:39
kazuminnさん
予防接種はたいへんですが、予防に勝るものはないので、しっかり受けれるものはがんばりましょうね。
予防接種はたいへんですが、予防に勝るものはないので、しっかり受けれるものはがんばりましょうね。
Posted by 大津の町の小児科医 at 2014年09月17日 15:38