高血圧フォーラムにて

大津の町の小児科医

2011年05月27日 08:35


おはようございます。
どっぷり梅雨の今日この頃ですね(涙)
あたたかかったので服も半袖をたくさん出したのですが・・・・寒いですね・・・

昨日は、昼より高血圧フォーラムに参加してきました。

東京大学院医学系研究所 内科学教授 藤田敏郎先生の講演をきいてきました。

テーマは食塩と高血圧について

現在糖尿病患者さんにおいて、高血圧管理、糖尿病管理とも十分に管理しきれている状況ではない現実

治療においての利尿剤の在り方、使用方法

そして、食塩が高血圧を引き起こす理由、ならびにその点に関する遺伝的側面のお話でした。

通常人間は、午前中血圧が高く、夜が低くなる傾向がありますが、肥満者などの高血圧で夜血圧が下がりにくい方は、食塩の制限ならびに、利尿剤の併用を考慮すべきであるとの話がありました」

日本は、とくに北の方では世界的にも食塩摂取が多いです。
人は、塩を求めて、歩き発達してきました。

人が進化して、塩、そして食事の安定が確保され、それが過剰となり、糖尿病、高血圧という人を苦しめる現象を引き起こしている現実があります。
文明の発達が、自然を破壊し、そして自分たち人間自体も苦しめるようになってきているのは皮肉なものです。
これからは、エコも含めてですが、食生活など自分たちのライフスタイルも見つめ直さなければならないと思います。

自分の生活を少し見つめ直し、健康な生活をおくれるように自分も気をつけていきたいものです。

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