麻疹風疹ワクチンの供給不安

大津の町の小児科医

2013年06月19日 13:47


こんにちは
今日は、本当に風が強く、雨がこれから強くなっていきそうですね。
梅雨本番というところでしょうか・・・・

病気自体は安定しており、当医院においても、虫刺されや、結膜炎などの受診はありますが、平和な状況です。
今後、アデノウイルスいわゆるプール熱、手足口病など夏風邪が徐々に出てきているので、手洗い、うがいは頑張りたいところです。

ところで・・・・・・

最近ワクチンにまつわる問題が噴出していますね。
今年の風疹の流行に伴い、各地域にてワクチン需要が急増しています。

風しんワクチンの不足に対して、麻疹風疹ワクチンの使用をすすめられているのですが・・・

ここにきて、各地域の風疹ワクチンの助成がはじまり、このワクチンも足りない状態がでています。

当病院でも、卸メーカーによっては、供給が次回いつか分からないとのことでして本当に迷惑なことです。
国、市に関しても、いつもワクチンが不足などの問題に必ずなります。
想定できることだと思うのですが、困るのは国民だということをしっかりとらえてほしいです。

4種混合の時も混乱しましたし、本当に失敗から何を学んでいるのか・・・・・本当に頼みます。

今のところ、予測できた事態なので、在庫数を増やしていたので当医院では、在庫は安定していますが、成人の方においての自費のワクチンが供給不足になる可能性があります。
成人の方で、接種希望のかたは、予約していただけると幸いです。

また、接種考えられている方は、なるべく早く接種されることをすすめます。
市の連絡で、1歳児、年長の子供たちの接種を優先するように指導が来ています。

守りたくても、ワクチンがない事態が想定されますので、注意していきましょう

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