水痘ワクチン定期接種について

大津の町の小児科医

2014年09月12日 17:34

こんにちは
今日はとても天気よい秋晴れですね。
わが娘も学校で遠足に嬉しそうにでかけていきました。

医療の情報を記載しておきます。

平成26年10月より水痘(水ぼうそう)ワクチンが定期予防接種になります。


 
水痘(水ぼうそう)ワクチンの予防接種が、本年10月1日より現在の任意接種から定期予防接種に移行され、接種対象者は公費(無料)で接種することができるようになります。

水痘とは


 水痘は「水ぼうそう」とも呼ばれ、水痘・帯状疱疹ウイルスの感染によって引き起こされる感染症です。感染力が強く、5歳までに約80パーセントの子どもが罹るといわれています。主に空気感染により10~20日の潜伏期間の後、発疹、発熱の症状が起きます。一般に軽症で済みますが、場合によっては重症化することもあります。また、妊婦が感染すると、赤ちゃんが「先天性水痘症候群」等の病気に罹るリスクがあります。

接種対象年齢及び接種回数


【接種対象年齢】
  生後12月から36月に至るまでの間にある者
(1歳の誕生日の前日から3歳の誕生日の前日まで)
※既に水痘に罹ったことがある方は、接種の必要はありません。

【接種回数】
  3月以上の間隔をおいて2回接種

   (標準的な接種年齢)
   ・初回接種:生後12月から15月に至るまでの間
   ・追加接種:初回接種終了後、6月から12月に至るまでの間隔をおく

【その他】
  任意接種として水痘ワクチンを接種したことがある場合は、既に接種した回数分の
  定期接種を受けたものとみなします。


(水痘ワクチン接種歴 接種回数 接種間隔等)

1回も接種したことがない: 2回   3か月以上の間隔をおく

生後12月以降1回接種: 1回    1回目の接種から3月以上の間隔をあける

生後12月以降2回接種(接種間隔が3月未満): 1回    1回目の接種から3月以上(2回目の接種から27日以上)の間隔をあける

生後12月以降2回接種(接種間隔が3月以上) :0回    既に定期接種を終了したものとみなす

経過措置(平成26年度に限り)


 今年度に限り(平成26年10月1日から平成27年3月31日まで)、生後36月に至った日の翌日から60月に至るまでの間(3歳の誕生日から5歳の誕生日の前日まで)の方のうち、今までに水痘に罹ったことがなく、任意も含め水痘ワクチンを1回も接種したことがない方については、定期接種として1回接種できます。

※10月中に5歳の誕生日を迎える方は、接種できる期間が非常に短いのでご注意ください。

水痘ワクチンは1回の接種により重症の水痘はほぼ100%予防できると考えられるため、経過措置の対象者については、1回の接種となります。
(罹患歴のある方・任意を含め接種歴のある方は、接種する必要はありません)


水痘は、空気感染ですので流行すると感染のリスクは非常に高いです。
医療者としては、水痘で重症化したケースを経験していますので、予防できるものはしっかり予防していただきたいと思います。


また、うたないといけないのですか?という質問をお受けすることがあるのですが・・・
やはり、地域として、予防接種率を上げることは、病気の拡大を防ぐ意味でとても重要です。
定期接種は努力義務を示していますので、わが子のため、そして地域のためにぜひ接種をよろしくお願いします。

わからない点などあるようでしたら、かかりつけ医に相談を気軽にしてみましょう!







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